2005年10月29日

祝い節の謎

祝いの場で歌われる祝い歌のひとつ。

いろいろな歌詞がある。
基本的に沖縄の先祖崇拝、お年寄りを大事にし子が歌い孫が踊るというお目出度い風景が浮かぶ明るい歌である。

仲西光雄先生にいただいた歌詞を参考に調べてみた。

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posted by たるー at 10:59| 広島 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

「歌の心」研究

歌の心。登川先生の作品。
非常に難しい歌である。
弦楽と、声楽の乖離。
古典研究では、その乖離にも法則があるという。
そのせいか唄えるようになると気持ちよい歌である。

それはさておき、歌詞をタネモリ式を参考に分析。
「’」はグロッタルストップ。
最初に歌詞(由絃會の工工四集より)
次に発音記号。その後に ひらがな表記。このまま読めば歌える。
最後に約(ただし直訳。そのほうが誤りが少ない)

一、浮世小車や くいかいちめぐて 変わて行く世間と 人の心 スリ 人の心
'uciyuu uguruma ya kuikaici miguti kawati 'iku sikee tu hwitu nu kukuru suri ・・・
‘うちゆうぐるまや くいかいちみぐてぃ かわてぃ‘いくしけとぅ ふぃとぅぬくくる すり・・・
●浮世小車は、繰りかえし巡り、変わっていく世間と人の心

二、世の中や変わて変わていくごとに薄くなっていちゅる義理と情
'yuu nu naka ya kawati kawati'ikugutuni 'usikunati'icuru ziri tu nasaki
‘ゆぬなかや かわてぃ かわてぃ‘いくぐとぅに ‘うしくなてぃ‘いちゅる じりとぅなさき
●世の中は変わって、変わっていくごとに薄くなっていく義理と情け

三、生まれらぬ先の浮世くい戻ち 昔歌方にたずねぶしゃぬ
'NmariraN saci nu 'uciyu kwimuduci Nkasi'utakata ni tazunibusyaN
‘んまりらぬさちぬ うちゆくいむどぅち んかし ‘うたかたに たずにぶしゃん
●生まれていない先の浮世にくり戻し、昔の歌方にたずねてみたい


四、昔歌方のゆだる節々や ただ心つくち 仇にするな
Nkasi 'utakata nu yudaru husibusi ya tada kukuru cikuci 'adani siruna
んかし‘うたかたぬ ゆだるふしぶしや ただくくるちくち‘あだにしるな 
●昔歌方の謡う節々は、ただ心を尽くし、仇にするな

五、心なぐさめる歌と三味線や 何時も肝合わち学でいかな
kukuru nagusamiru 'uta tu saNsiN ya 'iciN cimu'awaci manadi'ikana
くくるなぐさみる‘うたとぅ さんしんや ‘いちん ちむ‘あわち まなでぃ ‘いかな
●心慰める歌と三線は、何時も心合わせ学んでいきなさい


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2005年10月24日

ポリープ

miyazakiokinawa20mini.JPG

九州の80も近い親父がノドのポリープの手術をした。

毎日、焼酎を飲んでは、家のカラオケルーム(たいしたものではない)で通信カラオケを10曲ぐらい歌っていた。
演歌が大好き。マイクを持つと嬉しそうな顔をしている。

老人会のカラオケ会の代表を長く務め、それを退任してからも、月に一回くらいのカラオケ会には顔をだしているという。

飲んで歌う、というのは喉に悪いと聴いていたが、はからずも親父が実証した。

ポリープができると声帯が完全に閉まらなくなり空気が漏れるようになり、声が擦れ、思ったような音程が出なくなるようだ。
ついに咽喉科にかかった。

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posted by たるー at 23:19| 広島 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宮古根研究

タネモリおじーのウチナーグチ研究に習うところは大きい。
私の島歌人生のなかで、タネモリ氏からの影響は、非常に大きな位置をしめる。

私たち沖縄の民謡を習うものにとって、歌詞の意訳からではなく、辞書などで、個々の歌詞の意味から考えるという方法は、非常に意味が大きいと思う。

意訳には当然主観が入りやすい。だが、まず言葉を分解し、文法、単語の意味から直訳し、それから歌の全体像を考えると客観的になりやすいわけだ。

まあ、外国語の翻訳に近い。


今教室でやっている歌を手始めに、タネモリ氏に習った方法で、自分なりに分析してみる。
言語学の専門ではないので、初歩から学ぶつもりで。

最初に歌の歌詞を(師匠からいただいたもの)。次に発音記号に直し、最後にそのひらがな読みを記す。その後に意味(●の行)を直訳で。意訳は極力していない。

「’」はグロッタルストップ(声門破裂音または声帯破裂音)
参考 「沖縄語辞典」 「楽しい沖縄語」


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posted by たるー at 00:16| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

今日の教室

VFSH0059.JPG

今日は海田公民館教室。

新人の若いご夫婦は、チューリップを練習してきた。
いかし、どうも押さえる指の位置がおかしい。

よくよく三線の棹を見ると、シールがはってある。

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posted by たるー at 23:49| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

もうひとりの先生

img047.jpg

私のうちなー民謡の先生は仲西光雄先生である。

しかし、ヤマトンチュの私は別にウチナーグチを習う必要がある。

その師匠が、タネモリおじーだ。
師匠と私が勝手に思っているだけだが。

巷では「タンメー」(短命ではない。沖縄語のおじいさんに対する士族の尊敬語のターリーメーが短縮されたもの)と呼ぶ。

もう80近い。
しばらく前まで、広島の繁華街、いや歓楽街を夜中の2時、3時に自転車で颯爽と走りぬけた。泡盛のお湯割りと豆腐ヨウを常食とする。
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posted by たるー at 23:38| 広島 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

「いい声「考3 声帯の構造と裏声

声楽では、裏声=頭声、地声=表声=胸声という。

たしかに、一番低音(ウとかイと弱くいいながら)から出して、途中裏声に変えて、さらに高い声をだしていくと、声が響くのが胸からノド、そして頭へと移動するのがわかる。

今度は、同じ音で、すこし高めの音を表声で出して、その同じ音で胸からノド、頭と反響させるところを変えることができる。これは少し練習がいる。

今度は、同じ音で、裏声から表声、逆へと移動させる。途中、ボイスチェンジと言われる、音がちょっと途切れる場所がある。これも練習がいる。

こうした変化をするときの声帯と周囲の筋肉、咽頭その他の反響器官などはどうなっているんだろうか。

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posted by たるー at 13:19| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

唄を愛する

今日は三線教室に年配の男性の方が入会された。

注文された三線を嬉しそうに受け取ってもらい、さっそく弾く練習。

チューリップからはじめる。最初のサイタ、サイタを合乙老で出すのだが、ここで苦労をされている。

教室は、芭蕉布や島唄、涙そうそう、肝かなさ節など、と続く。

もちろん初めてだし、チューリップも苦労をされている状態だから三線は置いて唄で参加させる。
しかし、感動した。
嬉しそうに歌われるのだ。
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2005年10月10日

はじめての三線

img046.jpg

以前から気になっている本で、このような本がある。
「はじめての三線」(漆畑文彦著 晩聲社)

三線について解説したもので、沖縄出身の方が書かれた本は割りに少ないような気がする。

それは、今までは沖縄に暮らす人々にとっては三線はさほど本で解説を読むようなものではなく、近くの研究所や教室に通えば、あるいはどこにでもある三味線屋にいけば、なんでも教えてもらえるものだからだろう。

本土で三線をするものが増え、入門的本への需要は増えた。
しかも、三線が「あたりまえ」のものではない大和人は、三線を基本から知ろうと研究するから詳しく体系的である。

この著者も大和人である。

さてそれはいいとして、今巷で見れる三線解説本の中で一番幅ひろく、しかも詳しく解説した本の中では最良と思う。
口語調の文章、しかも体験や絵が多くよみやすい。
しかも本島から八重山、宮古の唄がひろく紹介されている。
御本人は八重山民謡を本島で習ったようだ。

さて取り上げたのは、どうも2箇所ほどウームと頭を傾げたくなる場所があるからだ。

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posted by たるー at 13:19| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月08日

休日

VFSH0049.JPG

自分気に入っている休日の過ごし方。
図書館から本を借りる。コーヒーを沸かしポットへ。
三線と菓子と歌詞(突然の洒落)を持って河原へ。

曇り空。魚が跳ねる水面。
暑くもなく風がここちよい。

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posted by たるー at 23:20| 広島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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